私たちは、SDGsに関する共通認識と意義を企業活動に連動させ、豊かな将来を目指し社会課題の解決に取り組んでまいります。
〈エコロジカル〉
ニチマン ゴムタイル [アストロフェース]シリーズは天然ゴムが主原料です。
天然ゴムはゴムの木の樹液(ラテックス)から作り出される枯渇しない天然の素材で、むやみに自然を壊すことがありません。また、天然ゴムの性格は、生産地あるいは生産プランテーションによって差異が生じるため、生産上厳重な品質・ロットの管理と適切な製造方法が求められます。
そのためほとんどの床材メーカーが生産上品質管理をしやすい合成ゴム100%で床材を作っています。
ゴムタイルの成分 | ||
ゴ ム | ・・・・・・ | 天然ゴム・合成ゴム |
充填剤 | ・・・・・・ | クレー・炭酸カルシウム・シリカ(ホワイトカーボン) |
加硫剤 | ・・・・・・ | 硫黄・加硫促進剤 |
その他 | ・・・・・・ | 樹脂・顔料・ワックス・老化防止剤 |
〈SDGs活動〉
弊社はSDGs活動に早くから取り組み、タイルの裏面 (パッキン)を研磨する工程で発生するゴム粉末を回収し、再利用しています。
このリサイクル活動がリサイクル推進協議会で認められ、平成6年にリサイクル推進協議会会長賞を受賞致しました。 近年、ダイオキシン類による汚染が全国的に大きな問題となっています。平成9年12月から大気汚染防止法や産業廃棄物処理法により、ダイオキシン類汚染の改善が進められてきました。
ダイオキシン類は、ものを燃焼する過程で発生するもので、ゴミの量を減らすことがダイオキシン類の発生量を抑えるう えでも最も効果的です。まず、何よりゴミを出さないこと、出たゴミはできるだけ資源として利用すること、資源として使えないゴミは適切な方法で処理することが重要です。
〈ロングライフ〉
ゴムタイルは耐久性に富み寿命が長いため、建築のライフサイクルコストを低減します。
[アストロフェース]は駅・空港等の重歩行に耐えられる耐摩耗性の優れたゴムタイルです。製造を開始した1933年(昭和8年)以来、全国の著名な建物に採用していただき、40年以上経過した現在も使用されている建物が数多くあります。
また、ゴムタイルは内部に含まれるワックス成分が時間の経過と共に表面に強固な膜を生じるため、擦り傷、汚れがつきにくく、メンテナンスが容易です。
〈ユニバーサルデザイン〉
天然ゴムを使用したゴムタイルは、ソフトな弾力性と防滑性により、安全性が高く、高齢者や障害を持つ方にはもちろん、すべての人に対してやさしい床材です。
〈安全性〉
ゴムタイルは、改正建築基準法の規制の対象物質を含んでいません。施工に使用する専用接着剤もF☆☆☆☆製品を使用するため安全です。
製造販売中の弊社製品には、製造開始以来アスベストは一切含まれておりません。
ホルムアルデヒド放散量と使用制限(デシケータ法) | |||
建材の区分 | 放散量(mg/L) | 表示 | 内装仕上の制限 |
規制対象外 | 0.3 以下 | F☆☆☆☆ | 制限なしに使用できる |
第3種 | 0.5 以下 | F☆☆☆ | 使用面積が制限される |
第2種 | 1.5 以下 | F☆☆ | 使用面積が制限される |
第1種 | 5.0 以下 | F☆ | 使用禁止 |